週末報20 黄金比&ひょうたんランプ

ひょうたんの外見に関し、黄金比というものがあるらしく、それはズバリ、 上のふくらみ:くびれ部分:下のふくらみが 5:3:7 のものなのだという。 実際に、我が家のひょうたんを見比べてみる。 これなどまさしく5:3:7、なかなかいいプロポーション…

種出しをする

ひょうたんの内側に「バイオひょうたんごっこ」を注入し2日が経過。 割り箸栓を引き抜き、中身を吐き出させる。 洗面器を用意し、その上でひたすらひょうたんを振る。 なかなか中身が出てこないので、 水道の水を注入し、がしゃがしゃ振って水出し。ひたす…

収穫する&「バイオひょうたんごっこ」を試す。

着果してから見守ること50日。 ついにハサミを入れて、ひょうたんの実を収穫した。 最初に受粉に成功した2個と、すでに茎が枯れてしまった1個の計3個。 これを「ごっこ」する。 (「ごっこ」する、とはふかの部員の造語だが、これが実にしっくりくる。)…

今日は何の日

全日本愛瓢会から会報誌『愛瓢』が届く。 斬新な視点が乱れ飛ぶ、読み応えバツグンの内容なのだが、そこに 「8月8日は、瓢箪の日です。綱領を唱和して瓢道に精進しましょう」 と瓢道綱領五箇条が改めて記されていた。 なぜ8月8日が瓢箪の日なのか? そこ…

週末報 19

ひょうたんのグリーンカーテンを、 家のなかから網戸ごしに撮ってみた。 実にふくふくとしたひょうたんのシルエットとともに、 さぞ元気なグリーンカーテンが展開中かと思いきや、実態はこれである。 痛々しいほどにうどんこ病にやられ、 それでも暑さに萎れ…

ふかの部員、ひと足お先に「ごっこ」する

謎の奇病により、育てていたひょうたんが全滅してしまったふかの部員より、 ひと足先に「バイオひょうたんごっこ」を使用して、 種抜きに挑戦したというお知らせが届いたので、ここに公開する。 瓢箪報告です。 枯れてしまった瓢箪を「ごっこ」しました。 瓢…

部員リポート 25

8馬部員の同僚のよしだ部員から、 ついに実が成ったというお知らせが届く。 アングル・実の形ともにばっちりな一枚。 なかなか花が咲かなかったところが、今や確実に3つは成っているとのことで、 これは胸を張って「バイオひょうたんごっこ」をゲットして…

我が家の近況

いよいよ8月に入り、 第一号の収穫まで、残すところあと1週間になった。 現在、結実後40日を迎えるトップランナーはこちら。 収穫が近づくと、実の表面のうぶ毛が消えていくと聞いていたが、 下の方はもう完全につるつるである。 こちらは別の鉢で、収穫…

部員リポート 24 成るか成らないか、それが問題だ

8馬部員とともに、なかなかつぼみがつかないことで、 周囲をやきもきさせていたよしだ部員のお宅にも、 一気に開花ラッシュが訪れたようである。 しかし、なかなか雄花と雌花のタイミングが合わないようで、 そういう話を聞くと、我が家では5鉢を同時栽培…

部員リポート 23 Remember the Hyoudou

瓢箪ヲ育テル道ハ、人ノ生キル道 是レ即チ瓢道ト言フ とは、安土桃山時代にその多彩な芸術センスでもって、 京の町の政治および文化に大きな影響を与えた本阿弥光悦の言である。 というのは真っ赤なウソであるが、 近ごろ、この瓢道の伝えるところを改めて学…

アートにもなります

万城目作品のほとんどの表紙イラストを担当してくださっている、 画家の石居麻耶さんから、美大時代の同級生がひょうたんアート作品を作っていると たまたま教えてもらいました。 半田真規さん http://www.handamasanori.com/jp/2005_1.html#images/2005_1_0…

全日本愛瓢会活動中

ひょっとして自分は、あのべとべと色を塗った加工済み巨大ひょうたんが嫌いなのかも、という気がしてきた。 神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0003199446.shtml

週末報 18

いちばん最初にふくらみ始めた実がいつ受粉したのか、 当ブログを遡り確かめてみたところ6月下旬のことだった。 そこから50日の完熟期間を経ての最初の収穫日を、8月10日と定める。 意外と小ぶりな、バイオひょうたんごっこも届き、 収穫後の準備は万…

部員リポート 22

「斜陽」と書いて「ひょうたん」と読む。 そんな元気のない知らせがあちこちから聞こえてくる、ひょうたん部であるが、 その果実は収穫に向け、確かに熟しつつあるようだ。 はなだ部員はひと株の保有にもかかわらず、 6個の実を育てているとのこと。 家のひ…

週末報 17 載せる写真もない

夕暮れどきに、蚊取り線香をたきながら、ひょうたんカーテンを見上げていると、 「年を取ったなあ、ひょうたんよう」 としみじみ実感する。 あのお化けのようにすくすくと育っていった青年期がはるかむかし、 今や葉は全体的に元気がなく、ひとまわり小さく…

部員リポート21 定年退職したらこんな気分?

ひとつの時代が過ぎ去ったようである。 つぼみの生長に一喜一憂し、雄花と雌花の乱れ咲きに心ときめかす。 そんな、目にするものすべてに対し、未知の世界に触れるよろこびにあふれていた、 あの「ひょうたん大航海時代」がここに来て終焉を迎えたようである…

週末報 16 やっちまう

我が家のひょうたん概況であるが、 グリーンカーテンとしての機能も期待して、 張りきって4鉢並べ、そのうちの2鉢は2本立てでさらに張りきって育てていたところ、 このような立派なカーテンを形作るまでに生長した。 また、支柱リングの上に棚を作ってや…

いったい家のどこに置くのか

そしてこれを毎日見上げながら、悠仁さまはすくすくとお育ちになるのか。 西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/180214

部員リポート 20

ふかの部員から、ひょうたん保有国正式加盟申請が舞いこむ。 文句なしの加盟申請受理である。 松山千春の『大空と大地の中で』がかかりそうな、ふくふく具合。 されど、よく見るとひょうたんの実って、 映画『マトリックス』のようにプラグで接続された生命…

部員リポート 19

どうやらひょうたんには開花の周期というものがあるようで、 私を含め、ぱたりと花が咲かなくなってしまった方の話をちらほら聞くのだが、 ひょっとしたら実ができたために、 そちらの肥大化にエネルギーを集中させる働きがひょうたん内部で起きているのかも…

卒業

この数週間、ひょうたん部の加藤(3年B組金八先生シーズン2)として、 国際社会のはぐれ者として、 記事のオチでの鉄板として、 獅子奮迅の活躍をしていた8馬部員だが、 ついに卒業を果たすときが来たようである。 撮って出しの写真がこれ。 まさしくこ…

部員リポート 18 ひょうたん保有国だより

これまで横一列の護送船団方式で、 仲良く前進してきたひょうたん部。 しかし、ここにきて「持つ者」と「持たざる者」との軋轢、 通称「ひょうたん南北問題」が急にクローズアップされてきた。 今回は、一歩先んじてひょうたん保有国に仲間入りした(or予…

追加の追肥について

まくと臭いは少々するが、生長への効果てきめんの追肥。 第2弾は雌花が咲いた頃に、 第3弾は7月中旬に まきましょう! ということを、 奈良への出張時に期せずして同行した、 いしい部員、8馬部員、カメラマンのふかの部員との会食の場で伝えると、 「部…

週末報 15 

しばしの中断であった。 そして、その間に我が家過去最大のひょうたん危機が訪れていた。 家を完全に留守にすること3日間。 帰宅した私の前に現れたのは、出発時わんさと繁って私を見送ってくれたグリーンカーテンではなく、 海辺ののり養殖の如く、ネット…

孫蔓の処理について

親蔓を摘芯して子蔓を伸ばす。 次に子蔓がいよいよ伸びて、 にっちもさっちもいかぬようになったところで子蔓を摘芯。 三番目にやってくるのが孫蔓の処理、ということになるのだが、 孫蔓の場合、処理方針が非常に具体的に定まっている。 それは、 「孫蔓の…

6月危機続報

週が明け、はたして8馬部員のひょうたんにつぼみはついたのか。 ひょうたん版IMFの強制介入は実現するのか。 事態は予断を許さぬまま新たな週に突入する。 24日13時 8馬部員の元上司であるはなだ部員から、メールが届く。実ははなだ部員、8馬部員…

週末報 14 6月危機

23日18時 万城目、いしい部員に「花が咲かない8馬部員に苗の様子を聞いたが、どうもちょっと感じがおかしい。花が咲かないだけではなく、つぼみ自体が存在していない模様で、これは妙ではないか。ひょっとしたら緊急事態かもしれない。いしい部員宅の苗…

部員リポート 17

いよいよ着果のおたよりが舞いこんできた。 はなだ部員の株は、もうすぐ2階に届きそうな勢いのようで、 自然工配による着果も進んでいるのではないか、とのこと。 ただ、このサイズではまだ着果したとは言い切れないかもしれない。 受粉してもしなくても、…

人工授粉について

ひょうたんは虫媒花で、おもに蜂と夜蛾が花粉を運んでくれるが、 都市部で栽培している率の高いひょうたん部員のみなさんの場合、 あまり自然交配は期待しない方がよいと思われるので、 以下で、人工授粉について簡単に紹介するので参考にしていただけたらと…

部員リポート 16 FLOWERS

続々とひょうたん部員のみなさんから、開花速報が舞いこむ。 まずは、はせがわ部員。明け方の一枚。 こんなに明るくなっても、しっかり咲いているものなのだなと教えてくれる一枚。 雄花か雌花かわからない、とのことだったが、 雌花はあからさまな「ひょう…