2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

週末報 1

桜の開花に合わせて22日に種を蒔いたはいいが、 その後、えらく寒くなってしまい、 外に置いたらいいのか、 部屋に置いたままがいいのかもよくわからず、 いっさい芽生える気配も感じられず、 早くも危機感が募る。 もし、10日経っても芽吹かない場合は…

種を植える

本日、東京管区気象台が東京の桜の開花宣言をしたので、 (大阪は昨日宣言があった) 天気もいいことであるし、 予定を前倒しして、ベランダでひょうたんの種植えをした。 ポットに3粒ずつ蒔いて、 1センチ土をかぶせる。 このうち、いちばんいきがよく芽…

「清兵衛と瓢箪」を読む

ひょうたんは単なる植物の実ではなく、 美術品・骨董品としての価値があることを、 中学生の私にはじめて教えてくれた 志賀直哉「清兵衛と瓢箪」を 久しぶりに読み返す。 文庫本でもたった6ページの小品である。 これと「小僧の神様」が志賀直哉のなかでは…

種植えの日にちを決める

ひょうたんの種植えのタイミングは ソメイヨシノの開花に合わせるのがちょうどよいのだという。 3月17日、日本気象協会発表の 2010年ソメイヨシノの開花予想 は以下のページから。 http://tenki.jp/sakura/expectation これによると、 東京の開花予想…

瓢道位

全日本愛瓢会のパンフレットを読んでいると、 「瓢道位」なる言葉にぶつかった。 ひょうたん道、すなわち瓢道を究めんとするための、 いわば道しるべであり、 そのクラス分けは、 錬士初段・2段・3段 教士4段・5段・6段 範士7段・8段・9段・10段 …

長浜紀行

先月のこと、 小説連載の準備のため、 滋賀県長浜へ取材に行った。 長浜城は、 豊臣秀吉が羽柴姓を名乗っていた頃に、 はじめて持った自前の城である。 現在あるのは復元天守閣だが、 「今浜」という名前だった土地を、 信長の一字を取って「長浜」に変えた…

瓢道 五カ条

全日本愛瓢会から届いた様々な冊子のなかに、 一枚の紙が混じっていた。 丁寧に墨書された「瓢道」五カ条。 1.瓢々を旨とし小事にこだわるべからず。 2.円相は平和の象徴、和を第一と心得るべし。 3.くびれは奢りの戒め、謙虚を旨とすべし。 4.空は…

2010年ひょうたん部結成

2009年の惨敗の記憶を胸に、 今年こそはと私はふたたび ひょうたん栽培に挑戦することを決めた。 ついては、 ひとりでやるより、 同志を募り、みんなで育てたほうが、やる気もでるし、 うまく収穫できたあかつきには、 全員で加工し、さらには品評会など…

2008年の思い出

2008年、 当時執筆していた小説に、 ひょうたんが多数登場するシーンがあり、 その資料としてひょうたん本を読む。 それらのひょうたん本によると、 ひょうたんはアフリカを原産地とするウリ科の植物。 ちなみに猫もアフリカのリビアをその起源とするが…

2009年の思い出

2009年、 春の訪れとともに、 私は行動を起こす。 通販サイトにて、ひょうたんの種を購入。 植木鉢を買ってきて、さっそく植える。 まずは小さなポットに蒔き、 葉が何枚か生えたところで、 鉢に移すのが一般的な栽培法なのだが、 何も考えずに植木鉢か…

部屋とひょうたんと私

以前、小説執筆のために、 資料として買い求めたひょうたんグッズが、 仕事場に置いてある。 はじめて買ったひょうたん。 京都の「瓢箪屋」で購入した。 清水の三年坂をのぼる途中にある店。 店のおっちゃんが、 「ひょうたんは一つで、一瓢息災 六つで六瓢…

ポットと土を購入する

近所の園芸店に行って、土とポットを買ってきた。 いかにも洋風な、こ洒落た園芸店で、 まかり間違っても仏花セットを売ったりはしないタイプの店である。 去年も確か植木鉢を買いにいったのだが、 園芸店のくせに置いていなかった。 スコップすら置いていな…