部員リポート 16 FLOWERS

続々とひょうたん部員のみなさんから、開花速報が舞いこむ。


まずは、はせがわ部員。明け方の一枚。

こんなに明るくなっても、しっかり咲いているものなのだなと教えてくれる一枚。
雄花か雌花かわからない、とのことだったが、
雌花はあからさまな「ひょうたん」が花の根元にスタンバイしているので、
わからないということは、おそらく雄花かと思われる。


次は、ふかの部員。

孫請けシステム採用のふかの部員は、まだ花を実際に見ていないとのことだが、
雨を受けての非常に端正な一枚である。
ひょうたんの花はくたびれるとまるでティッシュで作ったかのような覇気のなさがムンムン漂うが、
これは懐石料理の刺身の皿に置いてあげたいようなシャキッとぶり。
とはいえ、ひょうたんは意外と苗そのものの臭いがきついので、絶対駄目だろうけど。


さらに、たけまさ部員。

花が咲き終えたあとの一枚。
(しおれたひょうたんの花びらの色って、机にこぼれたお茶をふいたティッシュそのものである)
確かに膨らんではいるが、この時点では受粉の有無はまだ確認できない。
ある程度までは準備態勢として、子房が膨らむようである。
3日経ってさらに膨らんでいるようなら、受粉成功! と見てよさそう。


最後に、いしい部員。

何と見事な「男撮り」。
新聞社主催のフォトコンテストに挑戦していただきたい一枚である。
ひょうたん部最大の6鉢を栽培する分限者ゆえに、
今後大規模な開花ラッシュを経験できそうである。
子蔓が伸びてわけがわからんようになっているそうなので、
その場合は子蔓をばっさり摘芯してしまって、バトンを孫蔓に渡してもアリかと。
「雌花は本蔓より子蔓、子蔓より孫蔓にできやすい」
であります。