部員リポート 18 ひょうたん保有国だより

これまで横一列の護送船団方式で、
仲良く前進してきたひょうたん部。
しかし、ここにきて「持つ者」と「持たざる者」との軋轢、
通称「ひょうたん南北問題」が急にクローズアップされてきた。
今回は、一歩先んじてひょうたん保有国に仲間入りした(or予定の)面々のラインナップをご紹介。


まずは、はせがわ部員。
なかなか雌花が咲かない、とおっしゃっていたがついに開花。

これは1週間前の写真なので、
おそらく今頃はふっくらと肥大化が始まっていることだろう。


2番手は、映画プロデューサーのつちや部員。

これは見事な雄花。(もう中央の粉っぽい感じから見極められるようになってしまった)
おそらく、これから開花ラッシュが続くので、
出張だらけかとは存じますが、ぜひ暇を見つけて人工授粉に励んでくださいますよう。


3番手は、たけまさ部員祖父。
これより堂々の保有国紹介。
ご自宅の庭で大ひょうたんを育てておられるたけまさ祖父。
隣の木にのっかってしまって、もうやりたい放題、大変である。

されど、のっかるだけあって、着実に大きなひょうたんが生育中の模様。

何だか日本人に対する、スリムな黒人のようなプロポーションの違いを感じる。
収穫ののち、実物に触れる機会が楽しみである。


4番手は、たけまさ部員。

こちらも人工授粉に成功したようで、
50日間にわたる収穫までの長旅に出航である。
往来からベランダを見上げ、ひょうたんが見えるというのは素敵ですな。


5番手は、はなだ部員。

他の部員がみな、3鉢・4鉢と育てているなかで、
たった1鉢でここまで結果を出したはなだ部員。
その堅実な保有国への道のりは評価されるべきだろう。
しかも、あの8馬部員苗からの挑戦だというのだから、さらに箔をつけるざるを得ない。


最後に、作家の誉田哲也部員。
誰にも告げることなく、秘密裏にここまでのひょうたん保有超大国になっていた誉田部員。

その保有数はすでに10個。
あれほど最初は「いや、ひょうたんとか別に興味ないし」と散々うそぶいていたのに、この見事なまでの成り上がりぶり。
とんだツンデレおやじである。
個性的な形のひょうたんがいくつもぶら下がっていて、
特に左端の手榴弾のようなひょうたんがいい味出しています。

すでに大きさもかなりのもの。
誉田部員宅の苗は、我が家からのおすそ分けなので、
百成ひょうたんor千成ひょうたんの区別は実が成ってようやく可能なのだが、

  • 千成 〜10センチ前後
  • 百成 13〜20センチ

なので、これは百成でございましょうか。


最後に誉田部員からのメールにあった質問にお答えする形で今回は締め。
誉田「8馬部員は、予選リーグ敗退と見てよろしいのか。」
万城目「yes。ただし、8馬部員とその仲間たちには、これからJのピッチに戻っての戦いが続くので、今後はJリーグをみんなして盛り上げていきたい」
まあまあ、みんな、仲良くやりましょう。