2010-01-01から1年間の記事一覧

行く年来る年

今年も終わりである。 仕事のいそがしさにかまけ、 結局ひょうたんは加工できずじまいだった。 見事、ひょうたんランプまで到達した猛者は、はなだ部員とふかの部員のみというていたらく。 聞いたところによると、 作家の誉田哲也部員は「どうにも『ごっこ』…

ふかの部員のひょうたんランプ

こちらが身動き取れぬ間に、着々と部員のみなさんが、 収穫したひょうたんをランプに変身させているようである。 以下は、孫請け出していたひょうたんを見事加工させたふかの部員のリポート。 ひょうたんランプを作りましたのでご報告させて頂きます。 ニス…

ひょうたん部総会開催?

ふとしたタイミングで、ひょうたん部員5人が集う機会があった。 本当は別の用事で集まっているにもかかわらず、 ランチ中、誰もいっさい肝心の用件について語らず、 ひたすらひょうたんに関する談義に話題が集中した。 現在、「ごっこ」を済ますも乾燥以降…

部員リポート 30

乾燥を終えたひょうたんが我が家にはおよそ20。 次なる加工段階に進むのを今や遅しと待っているのだが、なかなか手が回らない。 この様子では年末に一気に大加工大会になる予感。 そんななか、 ふかの部員から、同じく乾燥を終え、 少々ひょうたんをもてあ…

【ひょうたんランプ】その3 乾燥中

10日間のあく抜きを終え、 ひょうたんランプ用の2個を乾燥中。 8月の猛暑だとあっという間にからからだったのだが、 少しずつ乾いていく感じである。 裏面はぽっかり穴が開いている。 におうと半乾きのひょうたん臭。もう、どう説明したらいいかわからな…

部員リポート 29

たけまさ部員祖父がしこたま成らせた大ひょうたんが、 いっせいに「ごっこ」された模様。 これだけの量を「ごっこ」したとは、 想像するだけでたいへんそうである。 ひょうたんを浸けた水の臭いも、これまたたいへんそうである。 いったい乾燥まで仕上げたの…

【ひょうたんランプ】 その2 あく抜き中

「ごっこ」したのち、たっぷり10日間水につけたひょうたんの薄皮むきをする。 残りの「ごっこ」が結構あったので、それを混ぜた水につけていたのだが、 さすが酵素パワー。 10日間も浸けていると、たわしでこすっただけで薄皮の8割を除去できた。 あい…

週末報23 乾燥終了

順々に、ごっこ→種出し→乾燥の工程をクリアしていった我がひょうたんたち。 ようやく、すべて乾燥を終え、本格的加工への道へと突入する。 乾燥工程を経たひょうたんは本当に軽くなる。 実に素朴であり、 あまりに素朴すぎて何かデコレーションしてやりたく…

【ひょうたんランプ】 その1 「ごっこ」する

はなだ部員の見事なひょうたんランプ作り成功を目の当たりし、 これはうかうかしていられないと やっと重い腰を上げ、私もひょうたんランプ作成に取りかかる。 種出し→乾燥をすでに済ませたのち、ランプ加工したはなだ部員とは異なり、 収穫したまま何も手を…

はなだ部員のひょうたんランプ

はなだ部員から、何とひょうたんランプ完成のお知らせが舞いこむ。 以下は、はなだ部員からのメールをそのまま転載させていただきました。 一番大きい(といっても15センチくらい)のひょうたんでランプを作ることにしました。 底にコンパスで円を描き、円…

週末報22

とうのむかしに鉢は枯れ、苦労してうす皮をむいたのちは、 水につけて灰汁を抜くだけのひょうたん。 もはや記録することもなく、 更新も滞りがちになっている全記録である。 8月下旬に一気に「ごっこ」したもののうち、 先発隊の4個を長い灰汁抜きタイムを…

週末報21

14個のひょうたんに「ごっこ」を施し、水につけること1週間。 満を持して、薄皮むきに入る。 ここでついに、これまであまり実感することのなかった、 「加工時のひょうたんのたまらん臭さ」 を思い知ることになる。 爪を切ったあとの指の先をかぐと、 何…

9月に入る

収穫を終え、 ひょうたんの鉢に水をやるのをやめた。 日に日に枯れていくひょうたん。 何とも罪悪感を覚える眺めだが、 いや、子孫を残すために生きているのならば、 収穫した実からたっぷり種はいただいたのだから、役目はしっかり終えたはず、 という理屈…

加工期間

新たにタグとして作った「加工期間」での初エントリーである。 先陣を切るのは、はなだ部員。 何とはなだ部員、すでに乾燥を終え、絵付けまでしてしまったという 娘さんの自由研究のひょうたん。 上手ですなあ。 タイトルは「お父さん」。 泣けますなあ。 我…

「ごっこ」終了

手元に残ったうちから12個、 そこに、たけまさ部員祖父からいただいた2個を加え、 すべてを「ごっこ」した。 そののちに種出し。 ひたすら、種とともにひょうたんの溶けた組織液を吐き出させる。 匂いは控えめとはいえ、 さすがに洗面台のまわりに異臭が…

部員リポート 28

映画プロデューサーのつちや部員から、 苗をおすそ分けしてもらっていた、まえだ部員初のお写真が届く。 すでに15個ほど実ができているそうで、 形がどれもよさげである。 いや、まったく実にいい形ばかりで、 これはぜひ、「ごっこ」もして最後まで加工し…

「ごっこ」その後、薄皮むき

ひょうたん大収穫祭の前に、 種出ししたのち、表面の薄皮を除去するために、 ペットボトルにつけていたひょうたんを取り出す。 「ごっこ」の残りを水で薄めたところに漬けること、ちょうど1週間。 溶け出したものが、表面に膜を作り、そこに白いカビの島が…

大収穫祭

ついにこの日がやって参りました。 残りのひょうたんをすべて収穫すべく、 炎天下、脚立を引っ張り出して、次々と実をカッティングしていく。 ざっくりといきます。 みなさん今日までおつかれさまでした。 収穫した数は全部で23個。 上らへんの葉っぱの間…

部員リポート 27 大ひょうたんの驚異

たけまさ部員のご実家で、千成・百成に加え、大ひょうたんの栽培もされている、たけまさ祖父。 その現状を伝える写真が届く。 なんなのか、これは。 ウルトラQか怪奇大作戦か。 思わず「小野寺中尉、おかえりなさい!」と叫んでしまいそうな熱帯の雰囲気ム…

部員リポート 26 収穫祭の足音近づく

いよいよ、ひょうたん部員のみなさまの家にて、 ひょうたんの収穫がとり行われつつある模様。 はなだ部員は5個のうち2個のひょうたんを収穫。さっそく「ごっこ」にかかる。 なかなか手こずる「ごっこ」の注入には、小学生用の習字用スポイドを使ったり、 …

週末報20 黄金比&ひょうたんランプ

ひょうたんの外見に関し、黄金比というものがあるらしく、それはズバリ、 上のふくらみ:くびれ部分:下のふくらみが 5:3:7 のものなのだという。 実際に、我が家のひょうたんを見比べてみる。 これなどまさしく5:3:7、なかなかいいプロポーション…

種出しをする

ひょうたんの内側に「バイオひょうたんごっこ」を注入し2日が経過。 割り箸栓を引き抜き、中身を吐き出させる。 洗面器を用意し、その上でひたすらひょうたんを振る。 なかなか中身が出てこないので、 水道の水を注入し、がしゃがしゃ振って水出し。ひたす…

収穫する&「バイオひょうたんごっこ」を試す。

着果してから見守ること50日。 ついにハサミを入れて、ひょうたんの実を収穫した。 最初に受粉に成功した2個と、すでに茎が枯れてしまった1個の計3個。 これを「ごっこ」する。 (「ごっこ」する、とはふかの部員の造語だが、これが実にしっくりくる。)…

今日は何の日

全日本愛瓢会から会報誌『愛瓢』が届く。 斬新な視点が乱れ飛ぶ、読み応えバツグンの内容なのだが、そこに 「8月8日は、瓢箪の日です。綱領を唱和して瓢道に精進しましょう」 と瓢道綱領五箇条が改めて記されていた。 なぜ8月8日が瓢箪の日なのか? そこ…

週末報 19

ひょうたんのグリーンカーテンを、 家のなかから網戸ごしに撮ってみた。 実にふくふくとしたひょうたんのシルエットとともに、 さぞ元気なグリーンカーテンが展開中かと思いきや、実態はこれである。 痛々しいほどにうどんこ病にやられ、 それでも暑さに萎れ…

ふかの部員、ひと足お先に「ごっこ」する

謎の奇病により、育てていたひょうたんが全滅してしまったふかの部員より、 ひと足先に「バイオひょうたんごっこ」を使用して、 種抜きに挑戦したというお知らせが届いたので、ここに公開する。 瓢箪報告です。 枯れてしまった瓢箪を「ごっこ」しました。 瓢…

部員リポート 25

8馬部員の同僚のよしだ部員から、 ついに実が成ったというお知らせが届く。 アングル・実の形ともにばっちりな一枚。 なかなか花が咲かなかったところが、今や確実に3つは成っているとのことで、 これは胸を張って「バイオひょうたんごっこ」をゲットして…

我が家の近況

いよいよ8月に入り、 第一号の収穫まで、残すところあと1週間になった。 現在、結実後40日を迎えるトップランナーはこちら。 収穫が近づくと、実の表面のうぶ毛が消えていくと聞いていたが、 下の方はもう完全につるつるである。 こちらは別の鉢で、収穫…

部員リポート 24 成るか成らないか、それが問題だ

8馬部員とともに、なかなかつぼみがつかないことで、 周囲をやきもきさせていたよしだ部員のお宅にも、 一気に開花ラッシュが訪れたようである。 しかし、なかなか雄花と雌花のタイミングが合わないようで、 そういう話を聞くと、我が家では5鉢を同時栽培…

部員リポート 23 Remember the Hyoudou

瓢箪ヲ育テル道ハ、人ノ生キル道 是レ即チ瓢道ト言フ とは、安土桃山時代にその多彩な芸術センスでもって、 京の町の政治および文化に大きな影響を与えた本阿弥光悦の言である。 というのは真っ赤なウソであるが、 近ごろ、この瓢道の伝えるところを改めて学…