2010-01-01から1年間の記事一覧

アートにもなります

万城目作品のほとんどの表紙イラストを担当してくださっている、 画家の石居麻耶さんから、美大時代の同級生がひょうたんアート作品を作っていると たまたま教えてもらいました。 半田真規さん http://www.handamasanori.com/jp/2005_1.html#images/2005_1_0…

全日本愛瓢会活動中

ひょっとして自分は、あのべとべと色を塗った加工済み巨大ひょうたんが嫌いなのかも、という気がしてきた。 神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0003199446.shtml

週末報 18

いちばん最初にふくらみ始めた実がいつ受粉したのか、 当ブログを遡り確かめてみたところ6月下旬のことだった。 そこから50日の完熟期間を経ての最初の収穫日を、8月10日と定める。 意外と小ぶりな、バイオひょうたんごっこも届き、 収穫後の準備は万…

部員リポート 22

「斜陽」と書いて「ひょうたん」と読む。 そんな元気のない知らせがあちこちから聞こえてくる、ひょうたん部であるが、 その果実は収穫に向け、確かに熟しつつあるようだ。 はなだ部員はひと株の保有にもかかわらず、 6個の実を育てているとのこと。 家のひ…

週末報 17 載せる写真もない

夕暮れどきに、蚊取り線香をたきながら、ひょうたんカーテンを見上げていると、 「年を取ったなあ、ひょうたんよう」 としみじみ実感する。 あのお化けのようにすくすくと育っていった青年期がはるかむかし、 今や葉は全体的に元気がなく、ひとまわり小さく…

部員リポート21 定年退職したらこんな気分?

ひとつの時代が過ぎ去ったようである。 つぼみの生長に一喜一憂し、雄花と雌花の乱れ咲きに心ときめかす。 そんな、目にするものすべてに対し、未知の世界に触れるよろこびにあふれていた、 あの「ひょうたん大航海時代」がここに来て終焉を迎えたようである…

週末報 16 やっちまう

我が家のひょうたん概況であるが、 グリーンカーテンとしての機能も期待して、 張りきって4鉢並べ、そのうちの2鉢は2本立てでさらに張りきって育てていたところ、 このような立派なカーテンを形作るまでに生長した。 また、支柱リングの上に棚を作ってや…

いったい家のどこに置くのか

そしてこれを毎日見上げながら、悠仁さまはすくすくとお育ちになるのか。 西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/180214

部員リポート 20

ふかの部員から、ひょうたん保有国正式加盟申請が舞いこむ。 文句なしの加盟申請受理である。 松山千春の『大空と大地の中で』がかかりそうな、ふくふく具合。 されど、よく見るとひょうたんの実って、 映画『マトリックス』のようにプラグで接続された生命…

部員リポート 19

どうやらひょうたんには開花の周期というものがあるようで、 私を含め、ぱたりと花が咲かなくなってしまった方の話をちらほら聞くのだが、 ひょっとしたら実ができたために、 そちらの肥大化にエネルギーを集中させる働きがひょうたん内部で起きているのかも…

卒業

この数週間、ひょうたん部の加藤(3年B組金八先生シーズン2)として、 国際社会のはぐれ者として、 記事のオチでの鉄板として、 獅子奮迅の活躍をしていた8馬部員だが、 ついに卒業を果たすときが来たようである。 撮って出しの写真がこれ。 まさしくこ…

部員リポート 18 ひょうたん保有国だより

これまで横一列の護送船団方式で、 仲良く前進してきたひょうたん部。 しかし、ここにきて「持つ者」と「持たざる者」との軋轢、 通称「ひょうたん南北問題」が急にクローズアップされてきた。 今回は、一歩先んじてひょうたん保有国に仲間入りした(or予…

追加の追肥について

まくと臭いは少々するが、生長への効果てきめんの追肥。 第2弾は雌花が咲いた頃に、 第3弾は7月中旬に まきましょう! ということを、 奈良への出張時に期せずして同行した、 いしい部員、8馬部員、カメラマンのふかの部員との会食の場で伝えると、 「部…

週末報 15 

しばしの中断であった。 そして、その間に我が家過去最大のひょうたん危機が訪れていた。 家を完全に留守にすること3日間。 帰宅した私の前に現れたのは、出発時わんさと繁って私を見送ってくれたグリーンカーテンではなく、 海辺ののり養殖の如く、ネット…

孫蔓の処理について

親蔓を摘芯して子蔓を伸ばす。 次に子蔓がいよいよ伸びて、 にっちもさっちもいかぬようになったところで子蔓を摘芯。 三番目にやってくるのが孫蔓の処理、ということになるのだが、 孫蔓の場合、処理方針が非常に具体的に定まっている。 それは、 「孫蔓の…

6月危機続報

週が明け、はたして8馬部員のひょうたんにつぼみはついたのか。 ひょうたん版IMFの強制介入は実現するのか。 事態は予断を許さぬまま新たな週に突入する。 24日13時 8馬部員の元上司であるはなだ部員から、メールが届く。実ははなだ部員、8馬部員…

週末報 14 6月危機

23日18時 万城目、いしい部員に「花が咲かない8馬部員に苗の様子を聞いたが、どうもちょっと感じがおかしい。花が咲かないだけではなく、つぼみ自体が存在していない模様で、これは妙ではないか。ひょっとしたら緊急事態かもしれない。いしい部員宅の苗…

部員リポート 17

いよいよ着果のおたよりが舞いこんできた。 はなだ部員の株は、もうすぐ2階に届きそうな勢いのようで、 自然工配による着果も進んでいるのではないか、とのこと。 ただ、このサイズではまだ着果したとは言い切れないかもしれない。 受粉してもしなくても、…

人工授粉について

ひょうたんは虫媒花で、おもに蜂と夜蛾が花粉を運んでくれるが、 都市部で栽培している率の高いひょうたん部員のみなさんの場合、 あまり自然交配は期待しない方がよいと思われるので、 以下で、人工授粉について簡単に紹介するので参考にしていただけたらと…

部員リポート 16 FLOWERS

続々とひょうたん部員のみなさんから、開花速報が舞いこむ。 まずは、はせがわ部員。明け方の一枚。 こんなに明るくなっても、しっかり咲いているものなのだなと教えてくれる一枚。 雄花か雌花かわからない、とのことだったが、 雌花はあからさまな「ひょう…

金賞&農林水産大臣賞

先日紹介した、秋篠宮殿下も来場した全日本愛瓢会の大会にて、賞を受賞したひょうたんについての記事。 何というか、互いの距離感がもう「家族」ですな。 中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20100610/CK2010061002000018.html 熊本日日新聞 h…

週末報 13

この1週間のひょうたんの生長度合いは激烈なものがあった。 私の身長を超す超さないなどという話ははるか昔、 今や完全に見上げる存在となったひょうたん。 まだ見ぬ息子にいつか背が抜かれる日のことを早くも体験してしまった気分である。 もうこれ以上伸…

部員リポート 15 開花の知らせが届く

ひょうたん部員のみなさんから、 続々とうれしい開花のお知らせが届く。 まずは、はなだ部員。 いつの間にか咲いて、しおれている姿に朝気づいたとのこと。 花びら下のふくらみから見て、ばっちり雌花である。 果たしてほんの一夜に自然受粉できたかどうか。…

まだまだ先の話なれど

「オカリナやランプ作り(来年1〜3月)」のために、 仙台までひょうたん持参で行くべきか。 河北新報 http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100616t15031.htm

着果?

一週間前、小さな雌花のつぼみを発見。 5日前、徐々に花びらが外に現れてくる。 4日前、花びらが白色を帯びる。ここまで来ると今夜に咲くぞ、とわかる。 開花。明け方まで咲いているので、帰宅が遅いひょうたん部のみなさんもばっちりチェックできます。 …

棚つき鉢を作る

グリーンネットにからませず、 小さめの鉢に定植して放ったままだった株に、 棚を作ってあげる。 ひょうたんを上からぶらぶらと成らす予定である。 支柱用の棒を組み合わせ、 ビニール帯で交差するところを固める。 その際に便利なのが、これ。 好きな長さに…

週末報 12 雄花が続く

夕方のつぼみ。これは雄花である。 雄花の向こうに、枯れてしまった雌花が見える。2日早かったんだよなー。 夜、雄花1号開花。暗かったのでピント外してしまいました。 もっとまつ毛ビューラーのようなごわっとしたものが真ん中に飛び出して、 そこに花粉…

部員リポート 14

雌花は一日でしぼんでしまった。 本当に一日だけ、ひと晩だけの開花。 しかし、雄花がひとつも咲いていないのに、雌花が先走って咲くというのはアリなのか。 すべての遺伝子は、子孫を残すために、 えげつないくらい最大限に効率化を果たすというが、 いやい…

雌花が咲いた!

「ひょうたんは本蔓より子蔓、子蔓より孫蔓に雌花がつきやすい」 5日前の状態。中央部分の子蔓に、まだ雌花は影も形も見当たらない。 3日前の状態。おや? 右側のあたりに何か見えない? こ、これって雌花ってやつとちゃいますのん? 小さなひょうたんがす…

子蔓は1本立てor2本立て

さて、摘芯したのち、 これから主力として伸ばしていく子蔓はどれをどう伸ばしていけばいいのか、という 「整枝」の問題についてである。 ひょうたん界には、いろいろな状況に適した用語がちゃんとあるものなのだなあ、と感心するところだが、 確認のために…