週末報 13

この1週間のひょうたんの生長度合いは激烈なものがあった。
私の身長を超す超さないなどという話ははるか昔、
今や完全に見上げる存在となったひょうたん。

まだ見ぬ息子にいつか背が抜かれる日のことを早くも体験してしまった気分である。


もうこれ以上伸びられてもネットがないので、
2階に到達したところで子蔓をすべて摘芯。
あとはネットの空いているところに孫蔓を上手に伸ばしたら、
見事なグリーンカーテン完成のはずなのだが、
まあ、こんなにグリーンカーテン作成が手間のかかるものとは思わなんだ。
何をやるにも脚立に乗って作業。
代替品を使用することによる虚のエコは高い値段を我慢したら可能だが、
実のエコは時間もかかりゃ、蚊にも食われ、本当にめんどくさいことを実感する。


ただいま少しずつ膨らんでいるひょうたんは3つ。

うぶ毛に包まれている姿が、
はじめてふたばが出た頃のかわいらしさを思い出させてくれる。
しかし、少し目を転じると、そこにはいかついひょうたんジャングル。
育てている、というよりも、
育てさせられている、もしくは従属させられている、という実感を少しずつ抱きつつあるこの頃。